前回お話しした、北海道フラワー装飾技能士会の設立25周年記念祝賀会。
13日の日曜日に、朝8時のJRに乗って札幌まで向かう。やはりこの時間はと
っても混雑していて、空いている席もやっと見つけれた状態。ぎりぎりじゃなく
って、早めに家を出てれば問題ないんだろうけどね^^
いつものように、乗り物に乗った瞬間から睡魔が襲ってきて、今回も寝ましたよ
たっぷりとね(笑) それで気がつけばもうすでに札幌駅に停車中・・・千歳行
きだったので(普段は札幌行きなので、寝過ごすなんて事はない!)どんどんと
乗客が乗り込んでくる。何が何だか判らないけれど、「もしかして・・・ここっ
て・・^^;;」そう、あと1分寝ていたら間違いなくアウト^^
かろうじて、遅刻することなく会場の京王プラザに到着出来たというお粗末さ。
そんな自分とは違う、準備に追われている仲間がもうすでに一生懸命に働いてい
た。(ああ思いましたとも、みなさん、ごめんなさい・・ってね。)
本当は、前日入りしてみんなと一緒にここで動き回っているはずなのに・・今回
は、そう今回だけは当日!しかもぎりぎりに^^;
第一部は11時から始まる、フラワーデザインの競技から。今回は審査員という
事で、10時からのオリエンテーションからスタートした。
審査内容も、コンテストによって若干違いがある。今回の技能士会では一番重要
視されるのが、基本的な部分。つまり、花束であればスパイラルが出来ているの
かとか、結束はしっかりしているのか。 アレンジメントでは、ベースがしっか
りとカバーされているのか、水落ちするような花留めはしていないかなど、本当
に基本的な事が最低条件になってくる。もちろん、デザインや色使いなんかも大
切な事であるし、審査項目にも列記されている。
ただ、1時間という短い時間の中で、花束とアレンジメントの2作品を完成させ
るのには、当然の事ながら、ゆっくりなんていう暇があろう筈もない。それを、
全てクリアする為には、やっぱり普段の積み重ねしかないんだと思う。
今回の作品で気がついたことは、花束では、結束が甘かった事。半分以上がしっ
かりと結束されていない。だから、審査中に持ってそれを置こうとするだけで、
形が崩れていくものが何点か見受けられた。これは、審査好評の中でも言われて
いた事でもあるし、別に技能士会のコンテストだからという事ではなくっても、
最低限必要な事だと思う。つまり普段の商品はどうしているの? に繋がってい
く。お客様が持ち帰った後、ラッピングをとって花瓶に飾るときの事まで考えて
みれば、やはり崩れていくようなものはNGなんだろうね。
ただ、コンテストは全く別物で普段の実力を出せないケースは間違いなくある。
実は、自分もそうっだったな^^ と思い返してみる。競技中にナイフで手を切
ってしまった自分は、もう目の前が真っ白になって頭の中では、「どうしよう・・
どうしよう><」の繰り返し。そんな事は十分承知の上での審査だから、出来た
作品が、選手の普段とは微塵も思ってもいない。それでも、点数を付けていかな
ければならない訳で、決して高い場所からものを言っているつもりもない。
失敗してもチャレンジしていく、それを繰り返して実力をつけていく、そんな選
手達には拍手を送りたい。
とにもかくにも、一般客を入れての公開競技は十分に見応えがあったし、ここま
での企画を練ったスタッフ達にも、本当にお疲れ様! という気持ちでいっぱい
だ。
昼食を挟んで、第二部へと続いていくけれど、それはまた次回という事で^^
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花に対する”想い”を中心にこれからも書き綴っていこうと思っています。
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