昨日の続きになるけれど、競技の中のアレンジメントについて書くのを忘れてい
た。 直径90cmの円テーブル、そこに360度展開のテーブルデコレーションを
作成。その他にも細かい注意事項はあるけれど、どれも一般的な内容。
さて、制作時間は、昨日話した花束とアレンジメントを1時間で完成させなくて
はならない訳で、時間配分は個々に任されている。 とは言うものの、選手なら
みんな感じたと思うけれど、1時間の早いこと早いこと^^
今回はサプライズではなく事前に花材・資材が判っているので、みんな十分に
デザインとかを考えてきていた筈だし、練習もやってきたんだと思う。
でも、生のお花って、1本1本が太さも違えば形も微妙に違ってくる。枝ぶりな
んかは確かに当たり外れもあるんだと思う。でも、それはみんな百も承知の上で
挑んできている訳だから多少は致し方ない。
昨日も書いたけれど、ああいう場所(観客が大勢^^)って、普段の実力を出せ
るのは本当に稀で、大なり小なりみんなどこかで緊張するし上がってしまうもの。
細かい審査時間は競技終了後に30分取られていた。
資材の中にかなり多めの三つ又があったのと、またその資材の90%以上使用す
る事も条件に入っていたので、三つ又をパラレル状に使う選手が多かったように
思えた。ただ、基本的な部分としての、吸水性スポンジを隠しきれていない作品
が多く、それは間違いなく時間が足りなかったという事に他ならない。でも、決
められた時間内で完成させなければならない訳だから、まずはベースをいかに隠
せば良いのかを頭に入れておかなければならない。ライン系の花材を先に挿せば
益々難しくなるのは当然で、その隙間を後から埋めていくような作業では、やは
り間に合わなくなるのだと思う。
今回の花材の中ではモンステラやゲーラックスがある程度の枚数あったのと、紫
陽花も2本あったのだから、それでほぼ完璧にカバー出来たように思う。
どこから作り始めるのかは、個人差があるし当然なんの決まりがある訳でもない。
でも、最低限大きな減点対象になる事だけは防ごうと思えば、実際お店でも時間
がない中で商品を作らなければならない時と同じで、この部分はかなり重要視す
る事なんだと思う。
まだ色々感じた事があったけれど、それは・・・つづく^^
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