花に魅せられて

花屋の仕事は多岐にわたっています。自分自身、ショップや教室で教えていく事だけでなく、業界全体の仕事も引き受けている訳であり、そんな中から見た、”花” に関する事を少しだけ綴って行こうと考えています。

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訃報

夕べ夜遅くに電話が鳴った。

友人の奥さんが亡くなったとの知らせ。

友人は同じ花屋で、彼が開業して間もない頃に花の勉強をやりに札幌まで通おうと、

無理やりさそった経緯がある。勿論若かりしの頃の話だけれど、しっかりとした記憶

が鮮明に思い出される。

彼は若干躊躇していたけれど、奥さんが快く送り出してくれたのだ。それからという

ものは、1年半ほど毎週毎週泊りがけで札幌まで通った。

今思い起こせば、かなり無茶苦茶だったと思うけれど、「出来るチャンスの時でなけ

れば、絶対ムリだから・・・」 という半ば強引とも思える誘いでもあった。

その当時の彼の奥さんの「行ってきたらいいよ!」と言ったその笑顔が、今でも忘れ

られない。




亡くなったのが昨晩の8時45分。そして、10時頃訃報の知らせが入ってきた。

年内いっぱいは・・・という話しは聞いていたけれど、一瞬信じられなくってただ

呆然としていたのを覚えている。そして一瞬行くのを躊躇ってしまった自分もいた。

彼の悲しんでいる姿を受け止められるのか、そして奥さんの顔を見てあげられる自分

に自信がなかった。

でも、やっぱり今行ってあげなくっちゃ・・から、今しかない!に変わるまでは、

そんなに時間がかからなかった。



車を飛ばして20分くらい。

でも、玄関の扉を開けるのが、本当に緊張してしまう。




結局、優しい言葉は何一つかけられず、ただ「ごめんな・・・ごめんな」と言うのが

精一杯だった。


夏に自宅療養の知らせを聞いたときに、御見舞にいったのが最後になってしまった。

何度も何度も行こうと思っていたけれど、衰弱していく姿を見るのは辛いし、何より

も、その姿を見られるのを一番辛いのは奥さんだったと思ったから。




市場のセリ台で友人は、いつも僕の隣に座っている。

たまに様子を聞くのが精一杯だった。すごくいっぱい働くけれど、遊びも超一流だ

った彼も、この一年は本当に奥さんに全力でつくしていた。そんな姿を見ていると

どんな言葉をかけても、口だけの優しい言葉になってしまいそうで、いつも本当に言

葉を選んでしまっていたように思うし、ほとんどが飲み込んでしまって終わってい

た。




今、明日の通夜の供花を挿している途中だけど、いつまでも忘れられないその笑顔を

少しだけ言葉として書き留めておきたかった。             合掌 






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