花に魅せられて

花屋の仕事は多岐にわたっています。自分自身、ショップや教室で教えていく事だけでなく、業界全体の仕事も引き受けている訳であり、そんな中から見た、”花” に関する事を少しだけ綴って行こうと考えています。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

立場が違えば。。

 
 一昨日また、秩父別へと行って来た。

 花き生産者関係の婦人部からのお招きを受けて、アレンジの講習会に!

 もう何回目になるのかな? その度に、何を伝える事が出来るのだろう。。。何を

 感じとってもらえるだろう。。。と、頭を悩ます。

 同じ花業界にいても、立場が違っているからだ。というのも、花の使い勝手に対す

 る考え方。。。今年の冬に、懇談会の席で生産者から聞いた言葉の中に、「作るな

 ら、良いものを作りたい。優品よりも秀品、Lクラスよりも2Lクラスを。。」

 と。

 ごもっともな意見だと思う。ただ我々花屋サイドから見れば、スプレー咲きの花を

 例に挙げれば、全てリン数が多ければ良い!とは限らない場合があるからだ。勿

 論、花数が沢山ついているトルコ桔梗などは、横枝を掻いて(捨てる訳ではない)

 アレンジに使う事が可能だ。花束等にそのまま使うには、リン数が多すぎて、ボリ

 ュームは出るけれどバランスを欠いてしまう事がある。まして、枝が浅くて花と花

 が密集していれば、本当に使い勝手が悪くなってしまう事もよくある話し。適当に

 枝の深さがあって、というのは完全に花屋サイドからの見方である。でもやっぱ

 り、市場で花を仕入れる時の目安としては、どうしても、自分の店にあった規格を

 探す事になる。生産者はとしては、どのような形で自分達の作った花が使われてい

 くのかは、やっぱり花屋との交流なしでは知る機会もないのが事実だと思う。彼ら

 の情報源は、種苗屋と出荷先の市場しかないからだ。(全ての産地がそうだという

 のではないけれど)

 このコラムの中ではもう何度も触れている話しだけど、それぞれの立場で良かれと

 思ったものが絶対的ではないという事だ。決して、花屋が花を使って売っていくの

 だから、花屋の言う事が絶対に正しいなんて思ってもいない。何故なら、我々が扱

 っている商品は、自然界の産物だからである。勿論、品種改良も行われて、使い勝

 手が良いように変っていった切花があるのも事実だけれど。。。

 だから、デザインを考える時にも、もっとナチュラルに花の特性を、そしてその花

 の持つ自然なスタイルを活かしきる事も考慮するべきなのかもしれない。

 そんな考え方もあるんだろうな。。。と思いながらもやはり自分達が欲しい花への

 想いを今回も少しばかりだけど、一方的に(講師として招かれたので)喋ってき 

 た。(笑)

 
 
 それからもう一つ悩んだ事は、生産者相手にどこの産地のお花を使うのか!という

 事。当然、彼女達が自分で丹精込めて作った花がどのような形で我々花屋が使っ

 ているのかを、知りたいだろうし、それはそれで当然な事だと思う。ただ、今まで

 の講習会ではそのようにやってきたつもりなので、今回は思い切って、北空知の

 彼女達の近郊では生産されていないものを、あえて選んでみた。ちょっとした冒険

 のつもりで! でもその花についての説明を真剣に聞いてくれたし質問も受けたの

 で、これはこれで良かったのかも。。。と、初めに考えていたほど危惧する事はな

 かったみたい。

 そんなこんなで、何とか今回も無事に終了する事が出来た。




 

| ☆ 業界の事 | 14:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://shikisai87.blog72.fc2.com/tb.php/215-e1eeadb5

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。