花に魅せられて

花屋の仕事は多岐にわたっています。自分自身、ショップや教室で教えていく事だけでなく、業界全体の仕事も引き受けている訳であり、そんな中から見た、”花” に関する事を少しだけ綴って行こうと考えています。

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花のある暮らし 

   2006年4月1日記

農林水産省の統計によると、2月25日のここのコラムでは国内での切花の需要は

横ばい状態と伝えたけれど、正確には微減傾向となっているそうだ。

2000年には約64億本だったのが、2003年には約62億本。その中でも特筆すべき

ものは、業務用(冠婚葬祭やお稽古等)の割合が大きく変動したことだと思う。1990

年には37%だったのに2004年には、32%と低下している。一番の大きな要因は、

不況の煽りを受けたのが原因なのは間違いない事だろうが。。。その一方、家庭向け

の店頭売りが49%から58%と伸びているのも見逃せない。



目先の商売の事だけ考えれば、対前年比が伸びていれば問題ないように思うけれど、

そう簡単なものではない。つまり、一人勝ちなんてありえないのである。とっても地

道な作業かもしれないけれど、花の消費を伸ばしていくのは、一個店がいくら頑張っ

たってしれている。過去のコラムでも何度か触れているけれど、生産者と一体になっ

て取り組まなければ、いつまでたっても花業界は遅れをとっていると言われても、仕

方ない事なんだ。消費者(個店に足を運んでくれるお客様)の満足感は、安かろうだ

けではない。

勿論、安いに越した事はないけれど、品質の良い、長持ちするものを求めているのは

明らかだ。いやそれだけではない。飾り方の提案が不可欠だと思っている。ギフト用

にお花を買われたお客様に、自分のお部屋にも飾りたいと感じてもらい、僅かでも、

例えガーベラ1本でも良いから買って戴くには押し売りなんかではなく、花一厘が、

こんなにも心を和ましてくれるものなんだと思ってもらう事しかない。そしてその花

の品質が良く長持ちしてくれれば、絶対次に繋がると確信している。だから、生産者

の方々にもお花がどのように使われて、お客様がどう感じているのかを知ってもらう

必要があると思っている。



我家にも花を絶やした事はない。まず、新しい品種のお花が入荷したら、試験的に飾

るのが一番多い訳だけど、つまり、お客様から聞くだけでなく身を持って体験してみ

ないと、自信をもって進められないからだ。なかには日持ちの悪い種類もあるけれど

それを判っていてお客様にも「長くは持たないですよ!」と言ってあげれば、後から

クレームなんかくる事もない。お花の好きなお客様の中には、

    「儚い命だから綺麗なの。。。」

といって、優しい目で、そうお花を慈しむような表情をされる方もいるっていう事

だ。

今日のコラムを同業者の方で読んでくれた方がいたら、是非実行して欲しい。  

ん?そんな事もうとっくに実践しているよ!という方には、ごめんなさい。。。だけ

ど、まだまだ、生活の中にお花を取り入れてくれている方って少ないのが現実だよ

ね。お花が好きで、ギフトにはよく使うけれど、自分の部屋にまではなかなか。。。

というお客様に少しでも、「花のある暮らし」を広めていけたら、世の中も明るくな

る事間違いない。。。なんて思う今日この頃。。。!

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