花に魅せられて

花屋の仕事は多岐にわたっています。自分自身、ショップや教室で教えていく事だけでなく、業界全体の仕事も引き受けている訳であり、そんな中から見た、”花” に関する事を少しだけ綴って行こうと考えています。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

花屋のひとりごと

   2006年2月12日記

我々が扱っている商品が、一般の物販と大きく異なっているのは、店頭に並んでいる

商品がそのまま全て商品として流れていかないところにある。

つまり、花束にしろアレンジメントにしろ全て加工商品な訳で、店頭に並んでいるも

のに対して付加価値をつけていく作業が必要となってくる。渋谷・新宿等の通行客が

多い場所なら作り置きで並べておくのも可能だろうし、実際良く売れているのを目に

する。残念ながら、立地条件を言い訳にはしたくはないが、田舎での商売展開として

は不可能に近い。

つまり、衝動買いで来店!というのは皆無に近く、用事があってお見えになるお客様

ばかりだ。

それは、ホームユースのお花であったり、誕生日であったり、記念日、発表会、お見

舞、仏事関係等々。。。用途は多岐に分かれている。

もちろん、何組ものお客様で店内がごった返す事も、希にはあるが(物日以外で)ほ

とんどは店内に一組二組のお客様。。。といのが現状である。そんな中で、予算が違

って使われる用途も違い、まして好みが千差万別であれば、やっぱり作り置きは難し

い。それこそ、価格別に色別にそれからデザインも色々となると、本当に難しい。

一昔前なら、お客様の中にそれほど大きな拘りがなかったような気もするが、今は雑

誌やインターネットで、確実に目が超えている。

電話予約等で作っておいた配達商品やお持ち帰り商品をお客様の見える範囲でディス

プレイしておくのは以外と好評であり、初めてのお客様でも、当店がどんな仕事をし

ているのかが、一目瞭然だからだろう。現在、うちのお店で出来るのは今までに作っ

た作品・商品を写真で見て戴く以外はその位しか出来ないのが現状だ。



もう一つ厄介なのが、”イメージ ”。

我々がよくお客様から注文を受ける際、カタログ商品は別として、様々な形容詞を形

に表す作業が必要になってくる。

一般的な、「優しい感じで」「可愛らしく」「派手に」等は楽なほうであり、お客様

との間に大きな隔たりはない。「大人っぽく」「凛々しい感じで」。。。となると、

お客様と作り手の感性の部分でどれだけ共感出来るかが鍵となり、「個性的に!」

「変わった感じで!」というのもどの程度奇抜なものが許されるのだろう。。。「○

○ちゃんのイメージで。。。」に至っては、その○○ちゃんの事、全く知らないので

すが。。。返事さえ困ってしまう。



そんな中で、常に困り続けているのは花屋としての宿命かもしれないが、頭のトレー

ニングとして考えた場合、お客様からの無理難題は老化防止にも繋がるんだと、自分

に言い聞かせてこれからもアレンジメント制作に励む事にしよう。

| ☆ 業界の事 | 23:44 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://shikisai87.blog72.fc2.com/tb.php/245-172f9a13

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。