花に魅せられて

花屋の仕事は多岐にわたっています。自分自身、ショップや教室で教えていく事だけでなく、業界全体の仕事も引き受けている訳であり、そんな中から見た、”花” に関する事を少しだけ綴って行こうと考えています。

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価値観

   2005年8月30日記

たまにお花屋さん同士の会話の中にも出てくる話だが、”花” を扱うお店が昔と今で

は大きく変わってきているという事実。皆さんもご存知の通り、スーパー・ホームセ

ンター等の量販店。

所詮スーパーはスーパー・・・と、侮れなくなってきているのも事実。何よりも、売

価が違う。

確かに、バラは細いし花弁の巻数も少ない。スプレー系(枝咲きになっている花で

す)はリン数も違っている。
 
当然と言えば当然の事。同じ商品を安く売られたのでは、花屋がやっていける筈もな

い。確かに無人店舗で販売するのと、店員を常駐しなければならない普通の小売店と

では、一番に人件費が大きく違っている。配達経費もかからない。

立場を変えてみれば、秀品の切花を求めるのではなく、ギフトでもない、少しの間飾

るだけのものなら、量販店の花も、使い道としては十分だと思う時がある。稽古花と

しても使えるだろう。

実際、お店に来られるお客様にも ”量販店のお花の使い方”を説明する時もある。

自分の店のお花が "No.1" だと言って、他所での商売を批判するつもりは毛頭ない。

それこそ不親切というものだろう。

使い分けは大いに結構。何故なら、自分がお花以外で(当然ですが)買い物をする時

にも同じ事(使い分け)をやっているからだ。

最初の話に戻るが、会話の後に「昔は良かった・・お花が売れない・・」と悲観的に

話す同業者もいる。

観点を変えれば、量販店がお花を売ってくれるのは、お花の魅力のPRとしてとって

も良い事だと思うし、生活の一部としてどんどんホームユースのお花が増えれば良い

とも思っている。だから、

価格勝負で勝とうなんて思わない事だ。

品質の良いものと品揃え・・だからこの価格なんだと理解してもらえるコミュニケー

ション。

当然と言えばそれまでだけど! 

食卓テーブルに、リビングに、癒しの空間とゆとりを少しでも一般の方に持っていた

だく機会を作って戴いてると考えれば良い。

そこから後は花屋次第だと思う。量販店では出来ないサービスを打ち出せば良い。何

と言っても、

お花を良く知っている事と、素材のお花を商品として作り上げる技術。

これは、どんなに頑張っても無人の量販店では不可能な事。

色々な業種の小売店、路面店が閉じていく中で、唯一まだ頑張っていける商売が花

屋なのは、そこにあるのでは・・・
 

| ☆ 視点 | 22:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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