花に魅せられて

花屋の仕事は多岐にわたっています。自分自身、ショップや教室で教えていく事だけでなく、業界全体の仕事も引き受けている訳であり、そんな中から見た、”花” に関する事を少しだけ綴って行こうと考えています。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

結束紐の違いによる日持ちテスト 結果

5月28日から始めた花束の結束方法の違いによって日持ちがどの程度変わってくるかの実験です
日本全国でもお花屋さんによって結束方法が違っているし、どれがベストなのかを検証したいと言い出したのは、横浜のハナミ様!
確かに北海道と沖縄・九州地方とでは気温も湿度も大きく違っています
水質も違うんでしょうが。。。

お花屋さんで購入された花束が、実際お客様の家の中で飾られた事を想定しての実験というのが基本にあります
そしてこの実験は、全国の仲間がほぼ同じ時期にやっているのでどんな結果が出るのか楽しみでもありますが、とりあえず北海道旭川での実験結果としてご報告してみたいと思います

条件は、同じ花束を4つ作って結束方法と水を変えての違いです

 ①麻紐で結束した花束を水道水に(麻紐・水道水)
 ②麻紐で結束した花束を延命剤入りに(麻紐・延命剤)
 ③輪ゴムで結束した花束を水道水に(輪ゴム・水道水)
 ④輪ゴムで結束した花束を延命剤入りに(輪ゴム・延命剤)

今回も画像がいっぱいあるので、ピカサにアップさせて頂きました(とても便利です^^)

  画像はこちらから → 結束紐の違いによる日持ちテスト

お断り:花束を作成するにあたり、一般的によく使われると思う切花を使用
    実験期間中、水は一度も取り替えていません
     ガーベラ 5本
     バラ(レッドワン) 3本  
     かすみ草 適量
     グリーン (ドラセナ) 4枚
    ※ 延命剤 キープフラワー 

    反省点として、花束の中でバラがガーベラに埋もれてしまった事(泣
       へたくそって言うな~~~(恥
    

1日目(5月28日)
  室温 18℃
  これは初日でもあり当然の事ながら違いは全くありません!

2日目(5月29日)
  室温 18℃
  この日も全く変化はありません^^ 
  ただ、麻紐を使った方のガラス花器にだけ何故か小さな水泡が(謎

3日目(5月30日)
  室温 19℃
  水道水を使ったものは両方とも若干ですが白濁が見られます
  延命剤入りは両方とも濁りなし
  花・茎にも変化なし

4日目(5月31日)
  室温 20℃
  水道水の濁りが若干花器の底に沈殿として見られる
  麻紐が少しだけふやけてきている(両方)
  花・茎ともに全く変化なくしっかりとしています
  バラが若干咲いてきていますが、特に痛みも出ていません

5日目(6月1日)
  室温 20℃
  水道水の濁りが少し目立つようになってきた
  (輪ゴム・水道水)の茎の切り口が少しだけ傷んできている
  全てのバラの外側1~2枚程度痛みが出てきている

6日目(6月2日)
  室温 19℃
  延命剤入りの水がそれぞれ少しだけ白濁してきている
  水道水の白濁がかなり進んで来ている
  (輪ゴム・水道水)(麻紐・水道水)のガーベラがそれぞれ2本ずつ傷んで来ている  
  輪ゴムの締め付けが若干見受けられる

7日目(6月3日)
  室温 19℃
  水道水の濁りは6日目と同程度
  水道水のガーベラが2本弱ってきている(3本は健在)
  バラの開花が進んできている

8日目(6月4日)
  室温 19℃
  水道水と延命剤入りの白濁の差が、遠目でもはっきりとわかる
  延命剤入りの白濁が7日目よりも気になる
  延命剤入りのガーベラはどれもが元気
  麻紐のふやけが目立つ
  バラの外側の花びらが、傷んでいるも芯の方は全て綺麗だ

9~11日目(不在の為。。。m(_ _)m)

12日目(6月8日)
  室温 23℃
  目を離したすきに悲惨な状況。。。
  水道水はどちらも白濁ではなく黄濁している
  これは、留守の間の温度上昇も原因か!
  輪ゴム・水道水での結束は茎にかなり喰い込んでいるが、これは茎が弱ってきているから
  喰い込んだのか
  輪ゴムの締め付けによりガーベラが劣化したのかは不明
  輪ゴム・延命剤入りの茎に喰い込みはそれほど目立たない


ここまでの結果として
  輪ゴムと麻紐の違いよりも延命剤の効果が顕著に見られました
  輪ゴムが茎を痛めるというのは、花が劣化した為に弱っている茎を締めつけていったように
  思います
  
ただ、今回の実験で、それぞれの水を毎日新しいものに取り換えたらどのような結果になるのかを、合わせてやらなかった事に悔いが残ります

近日中に、違う実験(延命剤の種類も変えて)も試みたいと思いますので、宜しくです
みなさん(お花屋さん)もいろいろな方法で試してみませんか?


追記:もっとこまめに観察記録を書くべきでしたが。。。。。眠いzzzz
   すでにアップされている御殿場のチップスさんのブログもご参照お願い致しますm(_ _)m

     こちらから → Florist Tips! Blog  
    




   【読者の皆様にお願い】
      花に対する”想い”を中心にこれからも書き綴っていこうと思っています。
      少しでも多くのお花に携わる方に読んで頂けたら。。。という願いから
      ポチッとひと押しで、元気になれるのでクリック宜しくお願い致します。^^

     
           にほんブログ村 花ブログへ
             ↑ ワンクリックよろしく^^

    

| ☆ 業界の事 | 02:13 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

結局 水は濁るけど花持ちの違いはほとんど
感じられない気がしませんか?

| ab | 2010/06/10 18:26 | URL |

ab様

確かに。。。
ガーベラの萎れは個体差もあるからもっと沢山の本数でやらなければダメかもね
にしても、クリザール・・・

| 北の大地 | 2010/06/10 21:25 | URL | ≫ EDIT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://shikisai87.blog72.fc2.com/tb.php/478-183ec175

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。