毎年、記録として残しておくのは売り上げとか仕入れ関係のデータだけでなく、終わった後の感想をメモ書き程度ではあるけれど、パソコンの中に残しています
どれだけの参考になるかは別としてですが(笑
お店によってもこの母の日の捉え方はマチマチでしょう
一年でもっともお客さんで溢れかえる日を、どのように迎えたら良いのか・・・
確かに売り上げの数字だけを見れば・・・・・
いっぱい売れます^^;
ただ、ある時これで良いのか? と、疑問に思うようになったのは、徹夜して、作っても作っても追いつかないような作業で、本当に一つ一つを丁寧に良いものを作れるのかと!
金曜の夜と土曜の夜は寝不足状態で、一番忙しい母の日当日に半分ボケたような状態で接客するのは、お客様にも失礼だし、どこかでミスも犯してしまうんじゃないのかと、、
それじゃあ満足して頂くには、どこを変えなければならないのか・・・
実践した事を列挙してみます
① 普段いるスタッフは、母の日前から(金・土・日)と、店から一歩も出ないで来店客への応対に徹する!
② カタログ商品(ネット分含)の制作を元スタッフのお手伝いにお願いして、お店に並べる商品の充実を!
③ 電話応対、伝票書き、メッセージカード作成も、専属にする事!
④ 伝票・商品・メッセージカードのチェック体制を二重三重にして間違いのないように強化!
普段お店のスタッフは6人体制なので、その他に制作班が3人と事務系1人の計10名! 後は配達に、ここ何年もお願いしている赤帽さん延べ9台(3日間)
その他にも、水揚げ専門(仕入れ先複数の為、入荷時間バラバラ)の教室の生徒さんもお手伝いに来てくれたりで、配達人を除いても11~12名で乗り越えます
これで、徹夜をしないでも済むようになりました
売り上げも過去最高を記録しましたが、掛かった経費だけは莫大><
でも、確実に喜ばれる商品の提供を! と、考えた時には、毎年ムダでないと信じています

母の日閉店後のキーパーです^^;
仕入れに関しては、問題点多々あります これは愚痴っぽくなりますので、ここにはサラッと(笑
信頼していた生産者が、直前になって残念なカーネーションを販売したり、品種指定していたものが、前日になって本数切れないので出荷出来ない等々・・・
納品前日に言う事かい(怒 なんですがね~(−_−;)
鉢物に関しては、ろくな土しか使ってないじゃん!というようなものも多数見受けられました
これに関しては、業界仲間そして市場にも強く訴えて、話を進めて行く事にしますので!
とにかく今年も無事終わりました
ただ、来年も多分まだ花屋やってますので、ここには書けない、書かない記録をいっぱい書きとめておきます^^;
追記:3年前から、自店に来られる(ネット販売含)市内配達のお客様からも「母の日期間」だけ配達料を頂いてます 金額は315円!
これには戸惑いもありましたが、一人として愚痴をこぼしたり不満を言われるお客様がいません
商品代金の中に含まれるのは、あくまでも花代と器代だけで、配達経費等をそこには含めたくないとの意思表示でもあります
払うだけの価値がある事をお客様に理解して頂く事は、商売人としての最低条件じゃないのかと・・・
検証の大切さ。見習いたい!♪
読ませて頂きました。ありがとうございます♪
こういう検証されていらっしゃるから、信用と継続と進歩があるのでしょうと、一度もお会いしたことないのに感じます。
生産者一人一人のきちんとしたビジネスあって進歩あるんだとも。
土ひとつ、ごまかしがきかないプロフェッショナルだからこその発言力。脱帽。
やはり、見習いたい!!!!
ありがとうございました!!!!
| 藤井和子 | 2012/05/18 07:05 | URL | ≫ EDIT